がん患者が手術室で炎上 大やけどを負って死亡する大惨事に
遺族もひどいショックを受け、「何が起きたのかにつきちゃんと説明してほしい」とコメントしている。
■衝撃を受けた当局
これにつき、ルーマニア政府は「衝撃的な出来事です」とコメント。さらに「この悲しい事故から我々は学ばねばなりません」「真実を知るべく、当局が協力しあってできる限りの捜査を進めるつもりです」とも明かした。
また「電気メスを手術で用いる場合には、絶対にアルコール入り消毒剤を使ってはいけません」「外科医であれば知っているべきことでした」とも付け加え、医療チームの致命的なミスを批判している。
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■遺族のコメント
がんの手術を受けるはずが、無残にも焼け死んでしまったこの女性。思いもよらぬかたちで大事な家族を喪った遺族だが、病院側は彼らに対し「手術中に事故が起きたのです」と簡単に伝えるだけで、経緯など詳しい説明は避けたのだという。
詳細の一部を報道で知ったという遺族は大きなショックを受けており、「私どもは病院側を責めているわけではないのです」「ただ何が起きたのかしっかりと把握したいのです」とコメントしている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)