『教場』いわゆる“キムタクドラマ”じゃない… 「超骨太」「想像の真逆」

木村拓哉主演ドラマ『教場』第1夜が放送。骨太すぎる展開、俳優たちの狂気をはらんだ演技が話題に。

2020/01/05 12:30


木村拓哉

4日、フジテレビ開局60周年として2夜連続で放送されるドラマ『教場』の前編が放送。木村拓哉主演ドラマだけに、彼が前面に出てくる作品かと思いきや、実際はある意味真逆の内容に。

と同時に、闇を抱えた警察学校の生徒たちを怪演した、俳優たちの熱演が大きな話題になっている。



■大人気小説を初映像化

本作は、『このミステリーがすごい!』(2014年)で第2位を獲得した同名小説の映像化作品。

警察学校を部隊に多分に闇を含んだ人間模様が描かれ、生徒たちが起こしそうになった事件を主人公である冷徹な教官・風間公親(木村)が察知、未然に防ぎ、解決していくというストーリーだ。

風間は「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える男。そのため、少しでも生徒がトラブルを抱えた途端、これでもかと言うほどすぐに退校届を突きつけていく。


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■生徒たちはヤバい奴ばかり

ここまでの説明だと、ただキムタクが怖い教官を演じているだけのように思えるかもしれないが、生徒たちはみな曲者揃いだ。

警察官の息子でありながらクラスの落ちこぼれである平田和道(林)は、演習で自分を気遣おうと不出来を演じた宮坂定(工藤阿須加)に逆恨みし、自身の自殺に巻き込もうとする。

それまで見せていた内気な青年といった雰囲気から一転、狂気に満ちた雰囲気になり、事態を察知して現場にやって来た風間にも、声を荒げてみせた。

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■他の生徒もヤバい
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