広島カープ・赤松真人、胃がん治療よりも「二日酔いのほうが…」
「赤松真人さんと新春ドリームトーク!!inTAU」が開かれ、広島東洋カープ2軍外野守備・走塁コーチの赤松真人氏が登場。
10日、東京・ひろしまブランドショップTAUにて「赤松真人さんと新春ドリームトーク!!inTAU」が開かれ、広島東洋カープ2軍外野守備・走塁コーチの赤松真人が登場。
ファンに向けて感謝を述べるとともに、これからについて語った。
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■コーチ業に不安も?
昨年現役を引退したばかりの赤松氏。ファンの代表から花束を受け取ると「ファンレターが送られてくると、やっぱり(全国の人から応援されていると)実感する。勇気を少しでも与えられていたなら、やっていてよかったな」と微笑む。
初めての“現役ではない”オフシーズンに「トレーニングしなくていいんですけど、トレーニングをしたい自分もいる。追い込んでやってないんで、ちょっとリラックスしたオフ」と言いつつも、「これから初めてのコーチ業をするわけなので不安だし、選手に失礼がないようにある程度体づくりをしないと。何かやりたい、(体を)動かしたい」と明かす。
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■二日酔いのほうが辛い?
2016年から闘病していた胃がんについては、「今の医療はすごいので、任せたほうが気が楽。自分がなんとかしようとか思わないほうがいい。しんどい時はしんどい、動ける時は動く。『絶対に治そう』とか『不安』とか、全く思わなくていい」とキッパリ。
「(治療は)辛かったですけど…総合的に見たら、まあ全然。二日酔いのほうが辛いです。ぎっくり腰とかのほうが」と笑い飛ばし、「僕は恵まれてるんですよね。プロ野球選手で、ガンを発表したら全国から応援が来た。ファンレター、お守り、千羽鶴、すごい数なんですよ。見たらビビるくらいの数。本当に力になりますよね」と感謝を述べる。
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■自分は「引退」じゃない
しかし、自身の引退を「引退って言ったらかっこいいけど、引退じゃない。力及ばず。これは間違いない」と言い切る赤松。
「巨人で言ったら、同い年の亀井はバリバリレギュラー。そういう選手は全然やっていいと思うんですが、一軍にいない、一軍にいてもほぼ試合に出ないんなら、自分から身を引く…と。実質、首です」と言い、「あと1年やらせてくれって言ったらできたかもしれませんが、その分1人の選手が枠に入れない。だから自分から引退すると言いに行った感じですね」と当時を振り返った。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)