我が子をいじめる子たちと直接対峙する親が急増 それが正当な理由とは…

我が子をイジメから必ず守りぬく…親がその気持ちを躊躇する必要はない。

社会

2020/01/14 11:30

怒る女性
(ajr_images/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

今、我が子のイジメ被害に立ち上がる親がとても増えている。教師が介入しても問題が解決せず、むしろイジメが激化する、調査に手間取り後手に回るなど悲しい事例があまりにも多いことが原因だ。



 

■イジメっ子が持つ暴力性

米国カリフォルニア州で数日前、16歳の娘のイジメ被害を知った母親が高校に乗り込んだところ、「しゃしゃり出るな!」という罵声とともに、イジメの加害者である少女2名のすさまじい暴力を受け大けがを負った。

唇や頬に傷を負い眼球を中心に顔面があざだらけという母親の写真が公開され、全米のPTAに波紋を広げている。


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■男子はメンタルが弱い傾向

そんな中、医学誌『The Lancet/EClinicalMedicine』のある論文を元に、イジメはできるだけ早いうちに芽を摘み取ることが大事だと英メディアの『The Independent』が改めて報じた。

世界では毎年約80万人が自殺により死亡しているが、イギリスのウォルバーハンプトン大学と中国の広州医科大学はその中の10歳から24歳の22万人の自殺者に注目。報告されているイジメ被害の件数との関連性を探った。

すると世界83ヶ国の12〜15歳のイジメ被害者においては約8人に1人が、地域によっては最高で3人に1人が自殺を図っているという事実が見えてきた。特に男の子、そして東南アジア諸国やアフリカ諸国で高率だという。

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■親に速やかに相談を

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