どんなに年を重ねても… 人を叱るのが苦手な人が多数いる理由とは

立場上、人を叱らなければならない状況になることがある。しかし人を叱るのは、とても勇気がいることだ。

2020/01/15 11:00



■自分が上からきつく言われたため

自分が上からきつく言われたために、部下には優しく接しているという男性も。

「僕は今だと絶対に、パワハラに認定されるような上司の下で働いていたこともあった。そのような経験があるために、自分の部下たちにはつらい思いをさせたくないと考えている。


僕はできる限り叱ることはせず、褒めて伸ばしたい。ときには指摘しなければいけないこともあるけれど、叱るのとは別の方法でアプローチしている」(40代・男性)


関連記事:自分の性格は単純だと思う? 自分でひねくれていると考えている人でも…

■少し注意しただけで萎縮

後輩のメンタルが弱いために、とても気を遣っている女性もいる。

「うちの会社にいる若い子は、ちょっと注意しただけで萎縮してしまうところがある。それも強い口調でなく、すごく優しい感じで言っているのに…。


そんな後輩に叱ってしまったら、完全に怖い先輩になるのは目に見えている。こちらがこれほど気を遣っていることを、当人はわかっているのだろうか」(30代・女性)


人を叱る立場の人たちも、思い悩んでいる人が多いようである。

・合わせて読みたい→優しい笑顔ができる人の割合は… 仕事のミスまでカバーできてしまう人も

(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年12月13日~2019年12月18日
対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)
調査注意指導
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