どんなに年を重ねても… 人を叱るのが苦手な人が多数いる理由とは
立場上、人を叱らなければならない状況になることがある。しかし人を叱るのは、とても勇気がいることだ。
■自分が上からきつく言われたため
自分が上からきつく言われたために、部下には優しく接しているという男性も。
「僕は今だと絶対に、パワハラに認定されるような上司の下で働いていたこともあった。そのような経験があるために、自分の部下たちにはつらい思いをさせたくないと考えている。
僕はできる限り叱ることはせず、褒めて伸ばしたい。ときには指摘しなければいけないこともあるけれど、叱るのとは別の方法でアプローチしている」(40代・男性)
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■少し注意しただけで萎縮
後輩のメンタルが弱いために、とても気を遣っている女性もいる。
「うちの会社にいる若い子は、ちょっと注意しただけで萎縮してしまうところがある。それも強い口調でなく、すごく優しい感じで言っているのに…。
そんな後輩に叱ってしまったら、完全に怖い先輩になるのは目に見えている。こちらがこれほど気を遣っていることを、当人はわかっているのだろうか」(30代・女性)
人を叱る立場の人たちも、思い悩んでいる人が多いようである。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)