『いきなりステーキ』普通に座れる店舗が超最高 少し改善すれば行列余裕レベル
ゆったりした席でいただくいきなりステーキ、最高だった
■たっぷりの肉を食べるのに席のゆったり感は重要
ステーキソースは甘口とホット、醤油と狭い店と同じなのだが、席が狭いと調味料を取るのが大変で、面倒になりついホットステーキソースのみで食べてしまう。
しかし、席が広いことでスペースをぞんぶんに使えるため、味変をする気力も沸いてくる。いい肉をたっぷり食べるときは、ゆったりした席って大事なんだな…と再認識できた。
いままで狭い店かフードコートのいきなりステーキしか行かなかったので気づかなかったが、やはり1ポンドクラスのデカい肉を食べるなら席が広くないとしんどい。ただ、300グラム程度ならまだ狭くても許容範囲と感じた。
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■お子様用も最高のステーキ
また、さらに感動したのはお子様向けのステーキにヒレステーキとトップリブステーキが用意されていること。値段は少し張るものの、子供にいい肉を食べさせたいときにも使える。
子供用なのにちゃんと焼き加減も聞いてくれるので、ちょっとした食育にもなりそう。ステーキガストよりも値段は数百円高いが、100グラムを幼稚園児がペロッと食べてしまった。
■もうちょっと安くしたらリピ確実
3,000円以上するステーキを食べるのに牛丼屋レベルの席だとややためらってしまうが、普通のファミレス並の席なら、いきなりステーキはまだコスパが良いと感じられるほどだった。
もしもうちょっとお得にできるのなら、450グラムのジャンボリブを定番メニューにし、ライスをつけて税込3,000円にしたらヘビロテ確実である。
ただ、狭い店だと450グラムを食べるのはキツいので、250~300グラムライス付き税込2,000円程度にしてくれたら、かなりお得に感じられる範囲だと思われる。
生牡蠣などで客単価を上げるのではなく、450グラムを広い席ゆったり食べる人向けに、300グラムを立ち食い店で推し、それぞれの店に合ったコスパの良いステーキを提供してほしい。
正直、その部分さえ変えてくれたらかなり印象は変わるのではないだろうか? 社長のお手紙を店頭に貼ったりワケあり店を任せる人を探すのではなく、さまざまなキャンペーンを実施して試行錯誤し、また繁盛する店を作ってほしいと心から願う。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)