「間違いない」長井秀和の現在に迫る 焼肉店経営に英会話講師、介護支援も

『エンタの神様』などに出演し、「間違いない!」のネタで大ブレイクした長井秀和の現在は…。

2020/01/18 12:30



■NYでは「対岸の火事」

しかし、当時ニューヨークでの生活をスタートしていた長井にとっては対岸の火事だった。

「語学学校に日本人もいたから、話題にする人もいたけど、私は積極的に外国人のグループに入っていったから、気にもしてなかった。NY生活になったのと、醜聞報道が相まってテレビに出なくなった。『エンタの神様』を視聴してた私のファンの世代って25〜35歳くらいなんですよね。それくらいの子が今でもキャーキャー言ってくれる」

そして、自分の芸について次のように論じた。

バラエティ番組の尺って3〜5分だったりする。一言芸だと少しのカットに向いていて、短く細かく使われる。だから、一言芸をやったんです」


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■介護職の手伝いも

芸人としてのキャリアを活かした奉仕活動として、介護の支援も行っている。介護現場ではレクリエーションが行われるが、アイデアに行き詰まってしまうことも少なくない。そこで長井がレクリエーションのアイディアを出して、指導するのだ。

「あと、2年前に死んだ親父がやっていた自立支援のNPO法人も引き継いでいます。いわゆる精神障碍者の支援です」

最近、取材するメディアはないのだろうか。

「何年か前かなあ、工事現場で働いていたんです。私はクレーン車種の免許を2つ持っているんですけど、専従じゃないと操作できないから、交通整理とか警備とか雑務をやっていました。そこに記者さんがやってきたので『長井秀和が今では工事現場で仕事、って書いたら?』って振ったら、その通りになりました」

最後は、お約束のセリフで決めてくれた。

「年金2000万円問題もありますから、私は老後の保障のために、今、多角的に事業経営しています。そのことだけは………間違いない!」

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(取材・文/France10・及川健二

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