92歳女性を性的暴行致死 逮捕された21歳の男が抱える心の闇

おばあちゃん子として育ちながら、なぜそのような事件を起こしたのか。

2020/01/19 17:20

性的暴行
(Serghei Turcanu/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ガールフレンドがいると主張する21歳の男がなぜ、90代の非力な高齢女性に性的暴行を働いた容疑で逮捕されたのか。過去の犯罪データベースや犯罪心理のプロファイリングに一石を投じるような、奇妙な事件が米国で起きた。



 

■92歳の女性に性的暴行

米国・ニューヨーク市のクイーンズ区で1月6日の深夜、92歳の女性が道端で遺体となって発見された。女性は空き缶やペットボトルの収集で深夜の町を歩き回る生活を送っていたことがわかっている。

病院はその女性について脊椎と肋骨の骨折、内臓出血、胸、首の外傷のほかに膣にも裂傷を確認。警察は防犯カメラの映像を元に、リーアズ・カーンという21歳の男を性的暴行致死容疑で逮捕・起訴した。


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■まったく見えてこない動機

警察の取り調べに対しては「自分自身でも信じられない。動機もわからない。あれは偶発的な事故みたいなもの」と繰り返した男。

高齢者に対する憎悪の感情も疑われたが、「僕自身はおばあちゃん子で育ち、祖母のことをとても愛していた。目ヤニが溜まれば拭き取り、通院にも付き添った」などと話している。また、強い性欲や性的志向にも関心が向けられたが、彼女がいることを自らコメントしている。

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■見えてきた心の「闇」
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