ゴミ屋敷で男性が孤独死 遺体搬出まで5時間を要す事態に

プロの清掃業者らがマスクをつけ男性宅に入り、ゴミを必死に処理し遺体にたどりついた。

2020/01/20 11:00


 

■困難を極めた作業

遺体を運び出そうにも「このままでは不可能」と考えた警察は、プロの清掃業者に連絡しゴミの処理を手伝ってほしいと要請。

それを受けた清掃業者らはゴミを運び出すのに使うトラックに乗り込み現場に急行し、ゴミや遺体の腐乱臭に耐えるべくマスクをつけて、家の片づけに取り掛かった。

ゴミをかき分け処理しながら遺体にたどりつき、その後に自宅から運び出すまでにかかった時間はなんと5時間。男性の死因については不明で、当局は今後男性の死亡時期や死因につき詳しく調べる予定だ。


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■意外な印象も

数十年ものあいだゴミを捨てずため込んでいた男性は、不潔な環境で暮らしていながらも外に出るときは立派な服を着て、服をクリーニング店に持ち込む姿を何度か見た隣人も。

また数週前には高級車に乗る姿を目撃されたばかりで、隣人たちも男性宅がひどいありさまだったことに、とても驚き困惑したようだ。

世間からは「精神的な問題を抱えていたのではないか」と男性に同情する声もあがっており、男性を気の毒に思っている人が多い。様子を伺いにいく家族、手を差し伸べる仲間はいなかったのかとの声もある。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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