「毎日図書館に来て…」 実際にあった怖すぎるストーカー行為
ストーカー被害が後を絶たない世の中。実際に相談を受ける探偵はどんな現場を見てきたか。さらに対策についても聞いた。
■加害者側に共通する部分とは…
では、加害者側にも共通する事項はあるのか。吉田代表は「自己中心的で想像力や社交性に乏しい傾向があります」とコメントした。
例として「苦笑いして曖昧に断る」や「仕事上の愛想笑い」といった些細な行動でも自分に好意があると思いこんでしまうケースもあるという。
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■行為が明確であれば警察に相談
次に吉田代表に自分でできるストーカー対策を聞いた。これについては「ストーカー行為を受けている事や相手が明確である場合は、まずは警察に相談しましょう」とコメントした。
警察は被害者の申し出に応じてストーカーに警察署長らから警告や禁止令を出すのも可能。友人や家族に相談するのも大切だが「ストーカーに直接対応してしまうと相手が逆上して予期せぬ行動に出ることがありますので注意が必要」と吉田代表。
証拠などがない場合は探偵に相談して証拠を集める手段もあるが、その場合でも警察に相談することを勧めている。
■自身で対策するには…
一方で吉田代表は「ご自身で対策する場合には自衛(予防)が重要です」ともコメントしている。
挙げてもらった対策として「SNSに個人情報やよく行く場所の情報はなるべく投稿しない。もしくは鍵アカウントにする」、「帰宅する際は人気の無い場所は避け、ルートを何通りか変えるなど単調にならないようにする」。
ほかにも「郵便ポストには施錠し郵便物を盗られないようにする」「ゴミを出す際に個人情報の記載があるものはシュレッダーなどで裁断しておく」「ストーカーに好意や期待を持たせないために、曖昧な態度ではなく冷静にきっぱりと拒否する意思を表す」といったものがある。
「自分は大丈夫と思わず自衛しておきましょう」と話しており、きっかけを作らないことも大事にしたい。
※実在の個人・企業・団体等の特定を避けるため、一部情報を編集部で加工しています
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)