診療中の医師を患者の親戚が暴行 刃物で手を何度も切られ重症

医師の治療に満足できず、逆恨みした末の犯行なのか? 刺された眼科医は重傷を負い「手術で手を救わねばならぬ状態だ」という。

2020/01/26 17:40

おびえる医師
(AaronAmat/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

診察室にいた医師が、いきなり男に襲撃された。犯人は刃物を用い、医師の手元を執拗に狙ったとみられ、後に必要になった手術についても各メディアが大きく報じている。



 

■襲いかかった男

1月20日午後2時頃、中国・北京にある朝陽病院に刃物を持った男(36)が侵入した。包丁と見られる刃物を持った男が狙ったのは、病院7階の眼科診察室で患者の診療にあたっていた男性医師。患者の親戚にあたるとされる男は迷わず医師に突進し、何度も切りつけた。

驚いた医師は慌てて逃げ出し6階に向かったが、男は必死に逃げる医師の後を追いかけ、6階におりたところで警備員に身柄を確保された。


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■被害状況

医師襲撃から男の身柄確保までのあいだに複数の人間がケガをし、荒れ狂う男を取り押さえようとした医療スタッフ2名、さらには子供に治療を受けさせようと病院に来ていた女性も傷を負った。

少なくとも4名が負傷したが、幸いにも命に別状はなかったとのこと。しかし、最初に襲われた医師については重症とされ、頭部のほか、片方の手が何度も切りつけられていたと伝えられている。

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■医師が受けたダメージ
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