北海道のお米人気3品種食べくらべ 『ふっくりんこ』『ゆめぴりか』『ななつぼし』

北海道米って美味しいんだな…

2020/01/28 10:30

日本人が食べるお米の品種は、通常食べられているものだけで290品種ほど。スーパーでも日本全国のお米が常時豊富な種類があるのは当たり前になっている。

東京だとやはり定番は新潟県などで多く生産されている「コシヒカリ」だと思うが、最近は北海道産のお米も数種類置いてあるなど、注目を浴びてきている。


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■北海道で人気の3品種

(画像提供:ホクレン農業協同組合連合会

そんな北海道米、じつは品種としては10種以上があるのだが、いま北海道で人気が高い品種を3つ挙げるとすれば「ななつぼし」「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」の3種。

このお米を紹介してくれた、北海道の農畜産物を様々な切り口で紹介している『GREEN WEB』でも生産者の特集が組まれているぐらい、いまアツいお米といえるだろう。


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■ななつぼしを試食

記者も実際に食べくらべてみたので、ひとつずつ品種を紹介していくと「ななつぼし」は3品種の中では甘みと粘りがほどよい印象。

品種の公式サイトでは冷めても美味しいことが特長と書かれており、弁当や寿司にしてもピッタリなのだそうだ。

もっちり感も程よい感じなので、朝食で卵かけごはんなどにしても柔らかくなりすぎず、お米がしっかりしたまま食べられるのでおススメ。


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■ゆめぴりかを試食

お次の「ゆめぴりか」は、「ななつぼし」にくらべてふっくら感ともっちり感が強く、何よりも甘みが強い印象。

ちなみにこの「ゆめぴりか」は9年連続で特A評価を受けており、全国的にも認められた北海道を代表するお米のひとつである。

記者のおススメは豚丼など、タレの汁気がややありつつ、おかず自体の食感があるものに合わせることだが、公式サイトにもあるとおり米自体が激ウマなのでそのまま食べるのが王道かもしれない。


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■ふっくりんこを試食

「ふっくりんこ」は、その名のとおり非常にふっくらとした食感が特徴。甘みも3品種の中ではもっとも強く感じた。

公式サイトでは魚介系との相性が抜群と書かれていたため、今回は素直に脂の乗ったブリの刺身をのせてで実食。お米の甘みも強く、ブリだけではなくまぐろなどの刺身や焼き魚などと合わせるのもいいかもしれない。


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■ブレンドしても美味しい

3品種それぞれ異なる味で非常に美味しいのだが、次に試してほしいのはななつぼしとゆめぴりかをブレンドし炊いて、酢飯を作り寿司に使う方法。

このブレンドは第1回すし米コンテスト祭りずし・包装ずし部門で特別賞を受賞した組み合わせで、ななつぼしのさっぱりした味とゆめぴりかのもっちり感がいい具合に合わさり、寿司酢や寿司種との相性も絶妙になる。

そのまま食べても美味しく、ブレンドしてもまた違った楽しみ方のある北海道米、北海道以外のスーパーでも普通に見かけるので、ぜひ一度試してみてほしい。

(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男 取材協力/ホクレン農業協同組合連合会

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