人気漫画の実写化で「ラーメンハゲ」がトレンド入り ファンが嘆く理由とは

「ラーメンハゲ」なるパワーワードがトレンド入りを果たした背景には、人気漫画の実写化が絡んでおり…。

2020/01/28 12:30

鈴木京香

ツイッターの「トレンド」をチェックしている人には分かると思うが、「何故こんなワードが?」と目を疑うような単語がトレンド上位に突如現れるのはよくあること。28日午前には「ラーメンハゲ」という、あまりにも強烈なパワーワードが上位に浮上している。



 

■ラーメンハゲの正体

「ラーメンハゲ」に関するツイートを遡っても、「とうとうラーメンハゲがトレンド入りか…」「やっぱラーメンハゲを期待していた人は多かったんだな」など「ラーメンハゲは一般教養」といったスタンスのツイートがズラリと並ぶ。そのため、「ラーメンハゲとは何なのか?」とモヤモヤした一般ユーザーも多いことだろう。

じつはこのフレーズ、『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載していた漫画『らーめん才遊記』の登場人物を指す俗称なのだ。


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■大人気カリスマキャラクター

そのキャラクターの名前は芹沢達也。フード・コンサルティング会社の社長を務める芹沢は、作中でラーメンに対する飽くなき探究心と知識を披露していく。

薄笑いを浮かべて厳し目な言葉を放つ芹沢の姿には威圧感を感じるが、その言葉は至極正論。たとえば作中に登場する「わざわざクレームをつけてくるようなヤツは無能ゆえに暇を持て余していて、そのくせ無闇にプライドだけは高く、嫉妬深いクズのような人間だ」という台詞は、ファンの間ではネット社会の闇を突いたような名言として認知されている。

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■「ラーメンハゲ」が奪われた日
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