9歳兄が5歳妹をメッタ刺し 「2日前に殺意が芽生えた」

母親が目を離したすきに、ナイフを手にした少年。何度も妹を刺しながら、少年は恐ろしい言葉を放っていたという。

2020/02/02 09:40

包丁を持つ少年
(djedzura/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

幼い子供たちの喧嘩など日常茶飯事とはいえ、まだ9歳の男児が殺意を抱き、幼い妹に襲いかかるとは…。悪夢のような事件現場を発見したのは、子供たちを育てていた母親だった。



 

■ちょっと外に出ただけで

米・フロリダ州の地元警察署の発表によると1月27日、事件を起こした9歳の少年は、母親と一緒に部屋で遊んでいた。

母親が郵便物を取りにアパートの外に出たついでに近所で所用を済ませ、10分ほどで帰宅。部屋に入るなり子供たちの様子を見に行ったところ、息子がナイフを手に持ち5歳の妹に襲いかかっていた。

「死ね! 死ね!」と大声をあげながら妹を背後からメッタ刺しにしている息子を見て、母親は愕然。大慌てでナイフを奪い取り、凶器を取り上げられた少年は逃走した。


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■少年の殺意

通報を受けた警官隊が現場に向かい捜索活動を開始し、自宅近くに隠れていた少年を発見。

いくつかの質問に答えたあと署に連行された少年は、「僕も外に出たかったの」などと妹の殺害を試みた理由を語り、「2日前から妹を殺したい気持ちが頭から消えなかった」とも話している。

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■妹の状態
ナイフメッタ刺し動機殺人未遂搬送身柄確保精神鑑定
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