叶姉妹、叶のポリシーでキッパリ 「人様に意見することは何もない」
叶姉妹が自身の本発売記念イベントに登場。格言や自身の考え方について語った。
2日、HMV&BOOKS SHIBUYAにて『叶恭子の心の格言 あなたの心にファビュラスな魔法を』発売記念イベントが開かれ、叶姉妹の2人が登場。胸がこぼれ落ちそうなゴージャスすぎるピンクのドレスで現れ、本の魅力や格言について語った。
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■12年の進化
今回の本は、12年前に発売された『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』を進化させたものだと語る姉の恭子。
「いろんな気分の時に手にとってくださると、何かしらの答えが入っているような…そんな本。世の中、12年も経つと変わっておりますし、私たちも進化している。これは、12年前にあったものの進化バージョンです」と微笑む。
『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』は値段が高騰しており、あるサイトでは2万5千円になっていたとか。「それだけ要望していただいているとうれしく思いつつ、そういうお値段で出回っているなら、新しいご本にしたほうがいい」と今回の発売を決めたと話す。
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■恋愛したくないなら…
インスタグラムでも度々「心の格言」を披露しており、その度に多くの反響があったそう。
「『恋愛しないこと』というカテゴリーがございまして。恋愛をしたくない・したい気持ちになれない人が最近増えている。私が考えるには、“恋愛が興味がない・したくない方は、一生興味がないならば恋愛しなくても構わない”。その言葉を出した時にも、とっても心が救われましたって声が多かったです」と恭子。
妹の美香も「1人で悩んでいる人が多いので『私だけではないんですね』って。他の言葉にもたくさん反響いただいて。『心が軽くなりました』『涙が出ました』とか、色々お言葉をいただく」と喜ぶ。
そんな姉とともに生活する美香は「格言以上。日々の生活の中で色々『そういうことなんだ』って姉から学ぶことが多い」とか。
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■叶のポリシーでキッパリ
この本をオススメしたい人を聞かれると、「基本的に私どもは、どなたかにオススメとかアドバイスをすることはございませんので」とキッパリ。
本の中で触れている“いじめ問題”について問われた際も、「いじめは、いじめられている当人やいじめている当人だけではなく、周りにいる人もとても大事なポジション。自分はいじめてないからと言って知らんぷりをすることも1つのいじめの助長」と回答。
「絶対的なものでないとしても、私が感じること。人様に何か意見することは叶のポリシーとして何もございませんので、あくまで私たちの考え方」と12年経ってもブレない叶のポリシーを披露する。
ファビュラスな空気のまま、取材終わりには集まった記者たち一人ひとりに手渡しで「おつな寿司」を配ってくれた2人。
見た目のファビュラスさだけでなく、細かな心配りや芯のブレない考え方が、叶姉妹の魅力だと改めて感じさせられた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)