新型コロナウイルスで隔離されたはずが… 国の対応に「殺される」
新型コロナウイルスで隔離された女性の悲痛な叫びが海外メディアで報じられている。
日々拡大する新型コロナウイルス感染の被害。発生源とされる武漢市と同じ湖北省に位置する天門市より、悲痛な叫びがあがっている。
■24歳女性による告発
ハンドルネーム・伯曼兒さん(24)が中国版ツイッターWeiboに「私はもう死にかけている」と投稿したのは、隔離施設の現状。
1月24日に自ら天門市第三病院の隔離病棟に入ったという彼女は、熱がさがらず症状が悪化したにも関わらず、医者から支給されるのは2食分の食料とインフルエンザ治療薬であるオセルタミビルが2つだけだと告発している。
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■病院が検査を拒否
続いて、「症状が悪化する直前、CT検査及び血液検査をしてほしいと申し出たものの、医者には拒否された。病院食の質が良くないのは仕方ないとしても、点滴での栄養補給も行われない」と病院のずさんな対応を批判すると同時に、自身の姿をアップ。
1月30日から悪化の一途を辿り、人工呼吸器をあてられ憔悴しきった様子を公開し「病院は何もしてくれない。悔しい」「もう起き上がることすらできない。お父さん、お母さん、ごめんなさい。本当にごめんなさい」と心境をつづる。