人気モデル、生放送で痴漢被害を告白し騒然 「キスしないと殺すぞ」
モデル・加藤ナナが生放送で痴漢被害を告白。サラッと語っていたものの、性犯罪案件であった。
5日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に、『月とオオカミちゃんには騙されない』(AbemaTV)などへの出演で知られるモデル・加藤ナナが登場。見知らぬ男から夜道でキスを強要されたことを明かし、スタジオが騒然となった。
■痴漢被害を告白
この日、番組ではJR東日本が実証実験に乗り出すと発表した痴漢対策アプリについて取り上げた。このアプリでは、車掌やアプリをダウンロード済みの周囲の乗客に被害を知らせることで、痴漢を抑止する目的があるという。
そんな流れで、加藤が痴漢被害について告白。「道歩いてたら突然後ろから男性が首をガッて掴んできて路地裏に連れて行って」「キスしないと殺すぞって言ってきて」などと話し始める。
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■キスを「わかったよ、させるよ」
叫び声をあげることで相手を興奮させてしまうことを恐れた加藤は「本当に怖かったけど、『わかったよ、させるよ』」と述べたことを告白。唇付近を噛まれて逃げられたそうで、「一瞬の対応の違いで……」と、さらに大事になっていた可能性も語った。
このエピソードが語られ始めると、それまで和気あいあいとしていたスタジオの空気は一変。隣に座っていた女優・遠野なぎこは神妙な面持ちを浮かべ、MCの垣花正は「痴漢超えてますよ」と指摘していた。
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■冷静な対応を称賛
恐ろしい被害を告白した加藤。垣花はフォローするように「意外と動揺しなかったから良かったのかもしれないですね」と述べて話をまとめていたが、立派な性犯罪だったのは間違いない。
生放送という番組の性質上、足早に語られた本件だが、万が一似たような被害に遭いそうになった場合は、「相手を興奮させない冷静な対応」を取るのも身を守るためには得策なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)