『ヒロアカ』登場人物名で謝罪 誠実な対応にファンからは声援多数
人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物の名前に海外読者から指摘が相次いだことを受けて、集英社と作者が謝罪
■作者・堀越耕平氏「いずれも偶然」
書面には、同作の作者・堀越耕平氏もコメントを寄せている。登場人物の命名意図を説明したうえで、「いずれも偶然で、読者のみなさんを傷つける意図は全くありませんでした」とし、「心からお詫びいたします」と謝罪した。
確かに、歴史上には「マルタ」という呼称から想起される悲劇的な出来事が伝えられているが、「◯◯太」という名前は、日本では一般的な名前であり、堀越氏や集英社の説明を踏まえても納得できる答えだと受け取れる。
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■「これからも応援します」温かい声多数
「週刊少年ジャンプ」2020年10号『僕のヒーローアカデミア』における表現についてのお詫び
週刊少年ジャンプ編集部 pic.twitter.com/OvvfryPINo
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) February 7, 2020
こうした対応を受けて、謝罪を投稿した編集部のツイッターにはファンからは
「ヒロアカと堀越先生が大好きです。これからも応援してます」
「これで中国のファンの方たちにも理解してもらえて、今まで通りヒロアカのファンでいてくれたら嬉しい。堀越先生いつも応援しています!」
「ヒロアカは私が1番大好きな漫画です! いつも元気を貰ってます」
といったメッセージが、日本語だけでなく中国語やその他の言語でも多数寄せられている。
不幸な偶然から起きたトラブルにもかかわらず、すぐに傷ついたファンに向けて謝罪する堀越氏と少年ジャンプ編集部のまっすぐな姿勢は、多くのヒロアカファンにしっかりと届いたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)