プロ野球チームの監督はOB選手であるべき? 30代男性がややこだわる傾向

今オフには新たに3人の新監督が就任。

野球
(Artur Didyk/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

ストーブリーグに突入したプロ野球界。今オフ、広島東洋カープ、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルスで監督人事があり、佐々岡真司氏が広島、高津臣吾氏がヤクルト、三木肇氏が楽天の新監督に就任し来季の指揮を執ることが決まっている。

現役時代から同球団の顔でありいわばOBである佐々岡監督、高津監督に比べ、三木氏の現役時代は楽天と無縁。ただ長年のコーチ経験と、楽天の2軍監督として発揮した手腕に注目が集まっており、来シーズンのペナント争いをさらに面白くさせそうだ。


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■「OBが務めるべき」は1割

しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「プロ野球チームの監督はそのチームのOBが務めるべきだと思う?」と回答した人は、全体の14.0%であった。

プロ野球の監督

なお男女別に見ると男性15.2%、女性13.0%。監督にはチームOBが就いて欲しいと思う人が少数ながら存在していることがわかる。


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■30代男性だけ2割超え

野球監督

男女年代別に見ていくと、どのグラフも軒並み14%前後である一方、30代男性のグラフだけが一つ飛び抜けており、21.8%の人が球団OBが監督に就くべきと考えていることが判明。

新監督の3人が現役時代に活躍していた時代は、まさにこの世代が野球少年だった時代と重なり、当時活躍していた選手たちが監督としてグラウンドに戻る日を待望し続けた人も一定数いそうだ。


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■北陸と甲信越に温度差

野球監督さらにこの結果をエリア別に見ていくと、北陸エリアが最高の20.0%だった一方、甲信越エリアが最低の7.7%。いずれもプロ野球チームの球団本拠地がないエリアだが、12.3%もの差が開いた。

1990年代、ヤクルトスワローズを常勝軍団に育てた野村克也監督も、現役時代は複数球団でプレーしたが、ヤクルトでのプレー経験はなかった。監督の出自が生え抜きでも外様でも、求められるのは勝利の二文字だけということだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)

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