既婚男性の妻から嫌がらせを受ける女性 エスカレートしていく行動に恐怖
『Yahoo！知恵袋』付き合っていた彼がまさかの既婚者だった…。それだけでもショックだが、彼の妻から思わぬ嫌がらせを受けてしまう。
■弁護士・齋藤健博先生の見解は…
今回のようなケースになった場合、どうすればいいのか。しらべぇ編集部は、弁護士・齋藤健博先生に話を聞いた。
別れてもなおSNSを監視してくる妻の行為は、法的にどのような問題があるのだろうか。齋藤先生は「不法行為責任が成立する余地があります。また、プライベートなことやその人の社会的評価を低下させるような記載がなされているのであれば、名誉棄損罪が成立する余地があります」と語る。
関連記事：子供が生まれたのに朝帰りする夫 問い詰めると「限界が近い」
■「スクショ」などの証拠が大切
また、投稿者のようにもしもSNSを監視されるようなことがあった場合は「スクショを撮り、証拠を残し、できる限りその方の居住地なども明確にしておくこと」が大切とのこと。
「いざとなったときに、損害賠償請求をすること、また、削除請求などに乗り出す場合にも備え、居住地や名前などの基本的な情報の収集も行なっておくべき」だという。
気付かなかったとはいえ、結果として既婚者と付き合っていた投稿者にも妻から見れば多少の落ち度はあるかもしれない。ただ、だからといってSNSを監視して嫌がらせをしていいことにはならない。
・合わせて読みたい→部屋を掃除していた妻 見つけてしまった「思わぬモノ」にモヤモヤ…
（文／しらべぇ編集部・二宮 新一 取材協力／齋藤健博弁護士）
この記事の画像（1枚）
