純愛か狂気か 亡き妻の骨と人形を抱いて16年暮らす男性

夫にここまで一途に愛された妻は幸せだろう…。

社会

2020/02/12 11:30

嘆き悲しむ男性
(demaerre/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

愛するパートナーに先立たれた寂しさから、突然ひとりで眠ることになった孤独感と不安は、女性よりも男性の胸にこたえるのかもしれない。



 

■妻の墓を掘り起こす

ベトナムで2009年、妻を6年前に亡くした悲しみから立ち直れない1人の男性が大きな話題になった。彼はクアンナム省在住のルヴァンさん。

大変な美人として知られ、7人の子をなした妻が2003年に突然倒れて亡くなり、連日のように墓参りをするも悲しみと寂しさを乗り越えられないルヴァンさんは、妻の骨を抱いて眠るために墓を掘り起こす奇行に出て親族を激怒、仰天させた。


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■手を握りしめ眠りにつく日々

地元当局の職員に説得され、渋々と骨を墓に戻したルヴァンさん。急に寂しさがこみあげてきた彼は、石膏、砂、セメント、彫刻刀と塗料を使用して妻に見立てた人形を作ることにした。

性的なアピールもなく、お世辞にも美しいと褒められるような人形ではなかったが、妻の服を着せその手を握りしめるとルヴァンさんはなぜか落ち着き、眠れるようになったそうだ。

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■着替えは日に2度

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