若者の「カラオケ離れ」って本当? 調査してみると実際は…
日本発の文化、カラオケ。人気低下が叫ばれているが…
昨今、若者を中心に「カラオケ離れ」が叫ばれている。大手チェーン店「シダックス」が事業からの撤退を決めるなどしており、業界も苦しい経営を強いられている様子。
一方で「自分はよく行く」「いまだに好き」という声もあり、根強い人気もある。
■カラオケによく行く?
そこで、しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,798名に「カラオケ」について調査を実施。
結果「カラオケによく行く」と答えた人は17.2%で、低い割合に。「カラオケ離れが進んでいる」とまでは言い切れないが、「よく行く」人はかなり少ないことがわかった。
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■年代別に見ると…
カラオケによく行く人を年代別に見ると傾向が出た。
意外にも、最も多かったのは10代女性で45.5%。また、10代男性も32.6%と割合が高い。カラオケ店はリーズナブルなうえ、駅前にあり、学生の遊びには最適。ティーンエージャーたちは、カラオケ店で歌や会話を楽しんでいるのかも。
一方「カラオケ離れ」が深刻化しているのは中高年。男性は50代が5.3%とかなり低く、女性は60代が6.0%の低水準に。カラオケに長年慣れ親しんできた世代だと思われるが、「よく行く」人はかなり少ない。
本調査を見る限り、若者よりも中高年のほうがカラオケから足が遠のいているようだ。