香港発クルーズ船・ウエステルダム号 新型コロナ検査で邦人乗客4人は陰性
カンボジアに入港していたクルーズ船『ウエステルダム号』の邦人乗客4人は陰性だった。
中国で発生し、日本国内でも流行の兆しを見せている、新型コロナウイルス。
18日午前、茂木敏充外務大臣は定例会見で、香港発でカンボジアに入港していたクルーズ船『ウエステルダム』号に乗船していた邦人4人全員が、同国での検査結果、陰性であったことを明らかにした。
■ダイヤモンドプリンセス号の外国人客帰国へ
4人は17日発の全日空便で18日早朝、成田空港に帰国し、9時半現在、検査の実施中。横浜に停泊中のクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス号』の外国籍乗客の帰国予定についても言及した。
17日にチャーター機で帰国させた米国以外では、カナダが18日より前に下船・帰国させたいとの意向を示し、オースラリアも19日より前に帰国させる意向を表明したという。
イタリア・韓国・香港は「いずれかの段階で航空機を派遣する」意向を同様に示している。
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■「一般市民と交わらないよう帰国」
茂木大臣は上記国乗客が下船・帰国の際、日本国内の一般市民と交わらないよう、空港までの移動や出国前の手順を調整していく、と述べた。
厚生労働省の17日付発表によると、国内でのコロナウイルス感染者数は59人にのぼっている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)