人前で話すと動悸や息切れも… あがり症の人たちの苦悩とは
人前で話すときなどに緊張のあまり、動悸や息切れを起こす人がいる。あがり症の人は、どれほどいるのだろうか。
■克服しようとしたけれど
克服しようとしたが、あがり症は治らずに断念した人もいる。
「人前で話すと緊張して、呼吸が早くなり動悸がするなどの症状が出てくる。そんな自分が嫌で変えようと、大学時代にあえてサービス業のバイトをすることにした。
しかし何度も人前で話してもまったく慣れることはなく、毎回、激しい緊張が襲ってくるばかり。精神的にも大きな負担になったので、そのバイトは辞めることになった」(20代・男性)
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■人前で話す機会がない仕事なので
人前で話すことがない職場なので、なんとかやれているという男性も。
「僕もかなりのあがり症だけど、今の仕事は人前で話す機会がほとんどないのでなんとかやっていけている。もし人前で話すことが多い部署に異動になったら、おそらくやっていけないと思う」(30代・男性)
あまりに極端なあがり症は、社会不安障害の可能性もある。日常生活に支障をきたすならば、医療機関に相談してみるのもいいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)