FAKY、Hinaの『月とオオカミちゃん』での経験を新曲に 「すごく悩みました」

新曲『half moon』のデジタル配信が本日26日より開始されたFAKYにインタビューを実施。楽曲に込められた思いを聞いた。


 

■グループでやりたい思いがあった

Lil’ Fang

―――では最後にLil’ Fangさんお願いします。

Lil’ Fang:私は東京出身で、音楽をやろうかなと思ったのは16歳くらいのときです。「Lil’ Fang」という名前を付けてくださったラッパーの方のサイドMCをずっとやってまして。


歌に本格的に取り組み始めたのは、17歳の終わりくらいです。ライブハウスで歌ったり、CMソングを歌わせてもらったり。


―――そこからFAKYにはどういった流れで?

Lil’ Fang:そういう活動を続けていたら、ライブを観にきていたavexの方に声をかけてもらって、そのときにMikakoと同じようにFAKYの話を聞きました。


ソロでやるよりグループでやりたいという思いもあったし、グループが固まる前に初期のメンバーとも会わせてもらっていたので、この人たちとならやりたいなと思ってFAKYに入りました。


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■Hinaの経験を『half-moon』に

―――2月26日には、新曲『half-moon』が配信されます。どんな楽曲に仕上がっていますか?

Lil’ Fang:Hinaがちょうど『月とオオカミちゃんには騙されない』に出ているということもあって、FAKYの中でも新しい大きな波だと思ったし、彼女の人生の中でも大きな変化だと思ったので、その経験は曲にしたいなと。


Hinaの今の気持ちを聞かせてもらって、作詞した楽曲なんですけど、すごく悩みました。


―――メンバーの気持ちを詞にするのはやっぱり難しかった?

Lil’ Fang:これまで詞を書いてきた中で、一番悩んだかもしれません。私が体験していることではないし、私が普段見ているHinaではない部分が番組では見えたので、それをFAKYとして表現するってなるとすごく難しかった。


HinaがFAKYとして活動をしながら『オオカミちゃん』にも出るということ、人間誰しもが持っている二面性を伝えられたらと思って書きました。


―――Hinaさんはご自身の経験を歌詞にしてもらったわけですが、いかがでしたか?

Hina:私自身、『オオカミちゃん』は初めての経験ばかりだし、非現実的な感覚なんです。感じることとか思うことはすごくたくさんあったんですけど、それを上手く言葉にしたり、形にしたりするのが自分ひとりではすごく難しくて。


伝えたいことはたくさんあるんですけど、それをみなさんに伝わるように形にできるのか不安でした。


Lilに、感想文みたいにまとめたものを送ったんです。そしたら、誰が聞いても共感できるし、FAKYが発信するものとしてもちゃんとメッセージ性のあるものになっていたので本当に感動しました。


私が上手く言葉にできないことをみんなに伝えられるのがありがたかったし、デモが上がってきたのがちょうどツラい時期だったので、ずっと聴いてました。


Lil’ Fang:Hinaが年末年始の休みで地元に帰ってたときだったから、電話したよね?


Hina:電話した。メモ4枚分くらい書いて送ったので、「ここはこう思った」とか。

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■「この人、天才だな」
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