『スッキリ』加藤浩次、AIの描く漫画に疑問噴出 「手塚先生の盗作だよ」
『スッキリ』AIの進化を物語る漫画に、加藤浩次が切り込む。納得の声を上げる視聴者も…。
28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)にて、AIの進化が良く分かる衝撃のエピソードを紹介。MCの加藤浩次が放ったコメントに注目が集まっている。
■漫画界の巨匠が現代に復活?
番組が紹介したのは、27日に発売された雑誌『モーニング』(講談社)の13号。同誌には漫画家・手塚治の作風を学習したAIが作成した漫画『ぱいどん』が収録されており、各界から反響の声が上がっていた。
作成の手順としてはまずAIに手塚作品を学習させ、その後で人間の顔について学習させることで、「手塚治虫風」のキャラクターを生み出させたという。
作品の全てをAIが担当したわけでなく、キャラクターやストーリーの選定、ブラッシュアップは人間スタッフが担当したとのこと。
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■加藤の抱いた疑問
ヒントがない状態で『ぱいどん』の画風を見て「手塚治虫先生のタッチですよね。間違いないと思いますよ」と即答した加藤だが、誕生までの過程を知って疑問が芽生えた様子。
「どう考えれば良いんだろう…ある種、盗作だよね」「手塚治虫先生の意志も全くないところで作ってるから、AIによる盗作だよね」と、手厳しめな持論を展開した。
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■視聴者の反応は…
一概に否定したわけではなくスタッフ側の「手塚愛」を認めた上で、「ちょっと読んでみようかな」と興味を示した加藤。
そんな加藤の持論に対し、ネット上では「『AIによる盗作』ってめちゃくちゃ深い言葉だと思う」「AI美空ひばりの次は手塚治虫か…。でも、盗作という例えは目から鱗だった」といった声が上がっている。
手塚作品の中には近未来を舞台としたものも多いが、人類は巨匠が描いた未来に匹敵するような科学力を手に入れつつあるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)