トイレットペーパーが3000円 怒りの声あがる高額転売にメルカリ広報の見解は…

新型コロナウイルス感染拡大やネットの「デマ」を受け、トイレットペーパーや生理用品などの売り切れが続出。メルカリをはじめとしたフリマアプリやオークションサイトで高額転売される事態に…。

2020/02/28 18:00


 

■広報担当者に話を聞くと…

怒りの声のなかには「相場よりも高く売っているアカウントは通報して停止させたほうがいい」「転売を禁止してほしい」とフリマアプリやオークションサイトの運営に対する疑問の声もみられたが、こうした事態について運営はどう考えているのだろうか。

編集部が、利用者数のもっとも多いフリマアプリ『メルカリ』広報を取材したところ、「現時点でトイレットペーパーやティッシュは禁止出品物ではありませんが、今後も社会情勢等、状況を鑑み対応を随時検討してまいります」とコメント。

メルカリでは、すでにマスクは規制の対象となっており、28日には除菌用ウェットティッシュや消毒用アルコールなどを規制対象とすることを発表しているため、今後の展開次第では、運営が何らかの措置をとる可能性もある。


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■高額転売品を買ったことがある人は…

なにかと問題視される転売。今回の買い占め騒動のように、転売で稼ぐ「転売ヤー」の利益になると思いながらも、仕方なく買っているという人もいるだろう。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,387名に「定価よりも高額な転売品を買った経験」について調査したところ、9.6%が「経験あり」と回答している。

マスク転売騒動のときもそうだが、トイレットペーパーや生理用品など多くの人が手にする物が、高額で取引されて誰かの利益になるという図式は見ていて気持ちの良いものではない。我々消費者も「高額の転売商品は買わない」という選択を持つことが大切だといえる。

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(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)

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