休校措置による学校給食用納豆プレゼントが話題に 「多数のキャンセルが出てしまった」

休校措置が給食業者を直撃する中、独自企画を始めた業者を取材した…

2020/02/29 15:00


(写真提供 だるま納豆)

来週から多くの学校が休校することで、特に給食業界への影響が広がっている。文科省が28日、「業者への補填は想定していない」とコメントしたために、独自の動きを見せる業者が出てきた。

そんな中、しらべぇ編集部は、あるプレゼントを始めた納豆業者取材した。



■従業員などに買ってもらったが

茨城県水戸市に本社工場をかまえる、だるま納豆。茨城県内の約8割の小中学校の給食に、数千食分の納豆を提供している。そのため、来週分は、すでに仕込んでしまっていたと話す。

(写真提供 だるま納豆)

多数キャンセルになってしまった分の納豆を、まずは、従業員や関係者に購入してもらったという。しかし、約1000食分が余ってしまった。


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■食品ロスを防ぐためにも…

その納豆が、無駄にならないように、今回のプレゼントを思いついたと語る。

本店で、どの商品でも1個購入すると、学校給食用納豆が2個プレゼントされる。9日朝からこのプレゼント企画を開始したが、多くの客で賑わっているという。

午前9時から午後5時まで営業しており、3月1日も営業するという。プレゼント企画は、在庫がなくなり次第、終了となる。


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■給食業者の今後を心配する声が…

ツイートの返信欄には、「だるま納豆、美味しいです」や「あの容器とサイズ感、食べやすいですよね」といった声があがっている。また、「明日水戸に行くから、むしろ、その給食用納豆を買いに行きたいのですが…」

「プレゼントと言わず、少しでも値をつけて売っていただきたいです」といった意見も。

さらに、「給食キャンセルのため牛乳の行き場もなくなって、現場は悲惨」や「遠方なので行けませんが、無駄にならないことを願っています」などと、今後の影響を心配する声も寄せられた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

納豆茨城県休校文部科学省
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