12歳少年が子犬を保護団体に預けた悲しい理由 「このまま家にいたら…」

動物保護団体に預けられる犬たちは、自分の身におきた悲しい経験を言葉にできない。

2020/03/01 08:40

子犬
(alberto clemares expósito/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

せっかく飼い始めた子犬を、やむを得ず動物保護団体に預ける。愛犬家にとってこれほど切ないことはないが事情はいろいろだろう。なかでもこんな悲しく、許しがたい事例が話題になっている。



 

■置き去りのダンボール箱に…

2月13日、メキシコ・ミチョアカン州にある「レフューヒオ・ショーリン(Refugio Xollin)」という犬の保護団体が、最近そこに持ち込まれた1匹に関する悲しいストーリーをフェイスブックでシェアした。

ある日、施設前に捨てられていたダンボール箱を職員が開封したところ、黒いピットブルの子犬1匹と手紙、そしてぬいぐるみが入っていたという。


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■子犬を激しく蹴る父親

手紙はアンドレスと名乗る12歳の少年がしたためたものだった。

母親に付き添われながら自らの意思で子犬を運び込んできたといい、手紙には「この子の名前はレネです。僕のパパがレネを何度も蹴り、『売り飛ばす』と言いました。守ってあげてください」と書かれていた。

アンドレスくんの父親の暴力で尾骨を折った可能性があるというレネは、すぐに獣医のもとに運ばれた。

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■思い出が詰まったぬいぐるみ
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