スーパーなどで続く買い占め騒動 特売チラシを自粛せざるを得ない状況も

消費者の買い占め行動が小売業を苦しめる事態に。「異常な状態」について語った…

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2020/03/03 08:15

新型コロナウイルス感染拡大の影響が、スーパーなどでより深刻化している。トイレットペーパーなどが棚から消える事態になった、現在の最新状況を、しらべぇ取材班がスーパーとホームセンターから聞いた。



 

■買い占めによる影響が顕著に

首都圏に117店舗をかまえるサミットストア。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2日にその対策として、チラシ特売の自粛を発表した。

(写真提供 サミットストア)

現在、トイレットペーパーが特に品薄で、入荷後すぐに完売するという。さらに、パスタ、乾麺、パックご飯、カップラーメンも品薄状態が続いている。

この状況について、広報マネージャーは、「買い占めによる需要がメーカーの供給を上回っている異常な状態だ」と話す。


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■東日本大震災時のような状況が…

この週末は、新しい店舗の開店時のような状態で、レジをすべて開放しても、店舗の中ほどまで行列が出来ていたという。各店舗から在庫がなくなることで、発注量が増える。

そのため、メーカーでは増産しているが、トラックや運転手が足りずに配送も間に合わない状態だと話す。チラシ特売自粛は、東日本大震災以来の出来事。

「店に来店すると、どうしても震災のときを思い出してしまい、一点でも多くの商品を購入しているようだ。店頭にものが無いと焦って、さらに買い占める悪循環」と語る。「とにかく落ち着いた行動をしてほしい」とのお願いも述べた。


■今後も予断を許さない

今後については、「在宅勤務が増えたり休校の影響で、普段は家にいない人の分も準備しなくてはならない方もいる。そのため全く見通しはつかない」と話す。

6日までは、チラシ特売をストップし、特売品が売り切れていたときに渡していた引換券も中止。ただし、潤沢にある商品については、店頭でPOP表示し、特売価格での販売を行うとのこと。7日以降、チラシ特売をどうしていくかについては、現在検討中だという。

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■ホームセンターでも欠品・品薄状態

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