元芸人が営む豆腐店の特製ドーナツがウマすぎて「豆腐の錬金術師」爆誕
ツイッターで話題の『土佐屋豆腐店』では特製ドーナツが大人気。豆腐屋ならではの贅沢な食べかたをしてみると…。
全国の小中高の一斉休校を受け、給食の提供がストップ状態に。消失してしまった見込み売り上げを補填すべく、新宿区・西落合の『土佐屋豆腐店』では特製ドーナツを販売している。
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■凄まじい人気ぶり
しらべぇでも既報のとおり、記者が同店に着いた頃には当日分のドーナツは全て完売。訪れる客も大半がドーナツ目当てであり、売り切れと分かった途端、すぐさま明日分の予約を済ませる客も少なくなかった。
かくいう記者も、あわよくばドーナツをゲットしたかった客の1人。インタビューを済ませ、「せめて豆乳だけでも買って帰ろう」と思っていたのだが、あまりの空腹具合を見かねたのか、元芸人にして現在は同店を営む川田マナブさんから、「焦げ目のついたB級品で良ければ…。店頭には出せないので」とドーナツのプレゼントが。
何度もお礼を言って、『土佐屋豆腐店』を後にしたのだった。
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■豆乳と一緒に食べると激ウマ
右手に豆腐屋のドーナツ、左手に豆腐屋の豆乳という「大豆の伝道師」とも呼ぶべきスタイルで西落合を闊歩する記者。とても編集部までは我慢できないので、道中のベンチで商品をおいしく頂くことに。
川田さんは「B級品」と謙遜していたが、『特製ドーナツ』は風味も歯応えも抜群。「サクサク好き」も「しっとり好き」をも納得させるクオリティに仕上がっている。
せっかくなので豆乳と一緒に食べてみると、おいしさが倍増。現代の錬金術が誕生した瞬間であった。
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■豆腐屋の豆乳
「豆乳好き」を自認している記者だが、日ごろ愛飲しているのは「コーヒー味」や「紅茶味」といった風味のついたいわゆる調整豆乳。恥ずかしながら、豆腐屋の豆乳を飲むのは今回が初めてである。
最初はあまりの濃厚さに顔をしかめそうになったが、一度慣れてくるとこのドロドロ感が愛おしくなってくる。最後のひと口は奥底に溜まっていた固形部分が口内に飛び込んでくるのだが、幼少期に祖母の家で良く飲んだ「原液から作ったカルピス」が口の中で化ける「白いかたまり」を思い出し、年甲斐もなくエモい気分になってしまった。
話題の『特製ドーナツ』をチェックする際は、是非とも豆乳と併せて購入してみてほしい。
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