横浜中華街で新型コロナがらみの脅迫文騒動 「複数の店舗で嫌がらせ受けている」

新型コロナウイルスの影響から、横浜中華街で脅迫文騒動勃発。中華街で今何が…

2020/03/05 08:30


 

■風評被害がキッカケとなり

新型コロナウイルスの横浜中華街への影響について、石河氏は、「まず春節の時期から影響が少し出始めた」と話す。「横浜中華街で行われた春節イベントに、たくさんの中国人観光客がやってくる」という誤解による風評被害だったと語る。

実際、中華街の春節イベントへの来場者は、95%以上が日本人観光客だという。


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■売上は激減

また、中華街にいる華僑が、風評被害の原因のひとつになってしまっているとのこと。「中華街には、中国籍の人たちも確かに多いが、ここにいる華僑は、最近中国からやってきたのではなく、古くは半世紀以上も前からこの街に住んでいる」と話す。

さらに、ダイヤモンドプリンセス号が横浜に停泊し、船内での感染者が増えていくにつれて、影響がより深刻化していったそう。2月27日の時点で、来店者、売上ともに、例年に比較して、三分の一から半分程度になっている店舗もあるとのこと。

国から、不要不急の外出を控えるように要請されたことと、休校が始まったことで、「さらに客足が遠のいてしまった」と無念な想いを語った。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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