品薄だったトイレットペーパーなど続々入荷中 「転売ヤー」は悲惨な状態に
“デマ”拡散の影響で、一時的に入手困難になっていた、トイレットペーパーなどの紙製品。確実に供給されていることを実感する写真が出回り、安堵の声が広がっている
■『メルカリ』出品に異変
一方で、インターネット上では「メルカリから1,000円のトイレットペーパーが消えた」という声も。
一時期、12ロール入り2,000円超という高額転売品も出回り問題視されたが、5~6日にかけて編集部で確認したところ、依然として紙製品は飛ぶように売れているようだが、出品価格に大きな変動が見られた。
多くの商品が12ロール入りで300~500円程度という価格帯となり、現在では適正価格での取引が目立つように。トイレットペーパーの相場を考えると、送料を購入者負担としても、販売手数料などが差し引かれるため、「赤字」となってしまったユーザーは少なくないはずである。
※5日配信時に掲載したスクリーンショットには『1ロール300円』の出品が含まれていましたが、実際には1パック300円の商品が多く存在します。誤解を招きかねないため、画像を差し替えました。
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■メルカリも取り締まり
なお、メルカリは高額転売が問題視されている状況を受けて、運営側が今月3日に全てのメルカリユーザーに「コロナウイルス感染拡大に伴う生活用品等の取引について」という個別メッセージを送信。
「著しく高額で出品された商品につきましては、削除対象とさせていただきます」と全ユーザーに周知された。また、4日には日本政府も、国民生活安定緊急措置法などに基づき、今後マスクの買い占めや転売を禁止することを示唆している。
必要なときに必要な数だけ購入する普段通りの買い物をしていれば、必ず紙製品は補充されるので、買い占めなどはせず、冷静な行動をこころがけてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)