新型コロナの影響で中小企業に深刻な影響 一番の稼ぎ時である3月を直撃
新型コロナの影響が深刻化する中、大打撃を受けている中小企業経営者の胸のうちとは…
■民間会社が支援に立ち上がる
国の対策が、後手に回る中で、立ち上がったのが、ふるさと納税サイトを企画・運営する民間会社トラストバンク。新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を支援する、ふるさと納税プロジェクトを開始した。
鹿児島県大崎町には、このプロジェクトが始まってから、普段の10倍の申し込みがあったという。
担当者は、「すぐにこのような企画を始めてもらえて大変ありがたい」と話す。
また、実際の支援者からは、「我が家にも休校になった子供が三人います。是非、この業者さんのお肉を使って、お昼ごはんを用意したいと思います。早く元の生活に戻れるようになるといいですね」といったメッセージが寄せられているという。
トラストバンク担当者は、「3月4日から、給食を扱っている食材業者の支援から始めた。さらに、6日からは外食産業に関わる事業者向けの支援プログラムを開始。同日18時半現在、延べ全国53自治体122事業者を支援中」と話した。
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■早急な補助金援助を要望
埼玉県朝霞市では、給食に使用予定だった賞味期限が近づいたジャムを、市民に6日無料配布した。
【お知らせ】
3月6日(金)10時~15時に、給食で使用予定だったいちごジャムを無償でお分けします。
個数:8千個※一人1袋(10個入)
賞味期限:3月11日または14日
会場:市役所1階ロビー、溝沼・浜崎・栄町学校給食センター
※転売不可
問/学校給食課 電話048-451-0371 #朝霞— 朝霞市 (@asaka_city) March 4, 2020
また、静岡県富士宮市でも、学校給食食材販売会を企画するなど、全国的に業者を支援する動きが徐々に広まっている。
学校給食食材の販売をします。
小中学校の臨時休業に伴い、市民の有志が企画しました。
日時:3月8日(日)10:時~12時
場所:富士宮市役所庁舎前広場
販売:ヨーグルト、パン等
※現在、野菜の販売予定はありません【注意】来場の際は、コロナウイルス感染防止に努めてください。
— 富士宮市 (@FujinomiyaCity) March 6, 2020
ただ、苦境に立たされている中小企業が国に求めているのは、融資ではなく、早急な補助金による援助だ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)