張本勲氏、無観客開催の大相撲に苦言 「病気を抑えるため国全体で協力を」
大相撲春場所の開催に張本氏が持論
8日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客での開催を決めた相撲協会に苦言を呈した。
■相撲協会をバッサリ
張本氏は相撲協会が春場所を無観客で開催することを決めたことについて、「なんでやるんでしょうね、国難。一大事ですよ。プロ野球もやめたほうがいい」とバッサリ。
そして「相撲ね、お金のやり取り、絶対テレビ出さないほうがいいですよ。宣伝? もっとあるんじゃない関係者が。あんなものやったら大変なことになりますよ今の時期に。まだ自分の企業をPRしたいのかと。そういうことをしないほうが良いと思いますよ」と持論を展開する。
これを聞いた関口宏は「そういうこともあるかもしれない」と歯切れの悪いコメントを返した。
関連記事:デマだと知りながらも買う…“ある噂”によりトイレットペーパーが各地で品切れ
■国全体での協力を呼びかけ
さらに張本氏は「もって生まれた定めがあるじゃないですか。戦時中もできなかったんだから。大変な病気を早く抑えなくちゃいけないから。国全体で協力していかないと」と話す。
そして、「アジアではね、日本の民族は粘土と言うんですよ。ほかの国は砂。1つ1つは立派だけど、固まったら日本は離れないじゃないですか。そういう団結力があるから、それをやってもらいたい」と呼びかける。
ただし選抜高校野球大会については「2、3年必死で練習して手に入れからこれは難しい」と開催に前向きな姿勢を示した。