デマの影響で納豆も品薄と話題に 業界団体は「いつも通りの数の購入お願いしたい」

トイレットペーパーのようにデマで、「納豆がスーパーから消えている」は本当か?

2020/03/11 08:30

納豆

新型コロナ拡大感染が、さまざまな業界に深刻な打撃を与える中、今度は納豆がデマの影響で品薄になっているとSNS上で話題になっている。しらべぇ取材班は、それが本当なのか、関係各所から、詳しく話を聞いた。



 

■納豆がスーパーから消えている

ツイッター上には、「先週末、納豆がスーパーになかった」とし、その理由が「茨城で新型コロナ感染者が出ていないのは、納豆を食べているからというデマの影響らしい」といった内容が投稿させている。

納豆入荷不足の告知と、売り場に納豆がなくなっている写真も掲載されている。いったい何が起きているのか。


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■品薄状態は事実

首都圏に117店舗を展開しているスーパーマーケットのサミットストア広報部は取材に対して、「メーカーに発注しても、8割ほどしか入荷して来ない状態。特にひきわり納豆が不足している」と話す。

また、茨城県内のスーパーでも、「納豆が確かに品薄になっている」と語る。納豆メーカーのだるま納豆(水戸市)は、「注文が増えているが、デマというより、国立がんセンターの研究結果の発表の影響ではないか」と述べた。

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■死亡リスク軽減の発表で…
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