職場で“ヤバい人”に目をつけられ…　「ありえない言動」にドン引き

 

■ヤバい行動の数々に怒りの声

執拗に投稿者をターゲットにして嫌がらせをしてきた男性。投稿者が退職に至った経緯はわからないが、その男性は原因のひとつではあるだろう。

ユーザーからは「そんな暴言、マジなら慰謝料レベルでは？」「離れてるのにわざわざ向こうから来られたらたまったもんじゃない」「そいつヤバい。私だったら黙ってないな」と怒りの声が寄せられた。

関連記事：面倒くさくなる場合も…　SNSの投稿範囲を間違えた経験ある？

 

■弁護士・齋藤健博先生の見解は…

投稿者が上司に相談するほど悩んでいた今回の一件だが、法律的にはどのような問題が生じるのだろうか。しらベぇ編集部は今回の事案について、弁護士・齋藤健博先生に話を聞いたところ、「法的には、新しいパート先での出来事ですから、使用者側には使用者責任、発言した者に対しては不法行為責任が成立し、慰謝料請求の対象となりえる」とのこと。

「注意が必要なのは、その場で積極的に同調しなくても、異論を言わないなど、単に不作為にとどまるものであっても、責任を負う可能性があることです。パート先において、人格を毀損するような発言を放置した、とみなされる場合があるということです。この場合は『共同不法行為責任』といって、慰謝料請求の対象となることがあります」とコメントした。

関連記事：子供を望む男性に上司が圧力　「会社の体質が腐ってる」と怒りの声

 

■職場いじめの経験は…

あまりにも悪質ないじめを受けた投稿者だが、こういった「職場いじめ」は他人事ではない。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女有職者987名を対象に調査したところ、全体の27.5%が「職場でいじめを受けた経験あり」と回答している。

「あの人よりヤバい人に会った事がありません」という投稿者。男性の次の標的がいないことを願いたいが…。

・合わせて読みたい→子供を望む男性に上司が圧力　「会社の体質が腐ってる」と怒りの声

（文／しらべぇ編集部・二宮 新一　取材協力／齋藤健博弁護士）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2020年7月3日～2020年7月7日
対象：全国10～60代の男女有職者987名（有効回答数）