新型コロナ拡大で大学が異例の対応 教員は「どうしたらええんや」と戸惑い

立命館大学が、新型コロナウイルス拡大を受けて、感染拡大防止のために打ち出した発表とは。

社会

2020/03/18 10:00

大学
(jyapa/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルス拡大を受け、大学が感染拡大防止に努め始めている。

立命館大学は16日、4月から5月にかけての1ヶ月間、オンラインを活用した授業形態にすると発表。だが教員からは「どうやったらいいか誰か教えてくれませんか…」と、戸惑いの声があがっている。



 

■1ヶ月間はweb授業に

立命館では、春季休暇開けの授業は4月上旬から開始するのが定例。今年も授業開始日は5日、6日(学部学科によって異なる)とのことで、例年と変わらない。

だが今年だけ違ったのは、5月2日までの約1ヶ月間を「感染拡大防止期間」と立命館側が設定したことだ。教室に学部生、院生が集まり授業を行うかたちではなく、オンライン授業にすると発表したのである。


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■教員にも突然の通告

これを受け、同大学教員である岸政彦氏はツイッターで反応。「webの授業ってどうやったらいいか誰か教えてくれませんか…何したらええんや…」とつぶやき、教員にとっても今回の発表は寝耳に水だったことを明かした。

さらに岸氏は、「いきなりこんなメール1通だけぽーんと送られてもな…(中略)ここはもうはっきりと非常事態なんだから4月ぜんぶ休講って言えばいいのに…」ともつづり、困惑した様子を見せている。

なお、岸氏は院生の個人面談式による論文指導が担当のため、自身の業務に影響はないだろうと予測しているが、問題は大勢の学生を相手に授業を行う同僚教員への影響だとしている。


■変化を望む声

ツイッター上には学生たちの声も次々上がっており、「他県から通っているので普段からweb授業にしてください」と平常時でもオンライン導入を望む声の他、「1人教壇で無観客授業する様子をYou Tubeにアップしてみては?」といったアドバイスも散見された。

また、オンライン授業について「普段からwebだと通信教育部ですがな」と自虐的に語るユーザーもあり、教員のみならず、学生側にも様々な議論が巻き起こっている。

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(文/しらべぇ編集部・しらべぇ編集部

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