渋谷・老舗古着屋の閉店理由に新型コロナの影 オーナーに話を聞くと…
東京・渋谷を長らく見守ってきた古着屋『ヌードトランプ』が一時閉店になるという。しらべぇ編集部は店を訪れ、オーナーに直撃インタビューを行なった。
■新型コロナの影響も
さらに突っ込んだ話を聞いてみると、新型コロナウイルスの影響もかなり大きいようだ。
松村氏:若い子たちが古着から離れていったのは事実ですけど、こんなに早く閉店しちゃうとは思いませんでした。うちは海外からのお客さんも非常に多いんですが、今回のコロナの騒動でパタッと客足が途絶えてしまって…。
なので、コロナがなければもっと営業できていたと思いますよ。コロナにトドメを刺された感じです。
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■「いつまでもある」わけではない
時代の流れを寂しそうな口調で語ってくれた松村氏。記者にも経験があるが、思い出の詰まった大切な店が閉まったときに感じる「もっと通っておけば良かった」という思いほど無念なものはないだろう。
「ずっとそこにあった店」だからといって、いつまでもそこに存在するわけではない。本当に大切な場所であるならば、小まめに通うことが何よりの「恩返し」であり、「自分たちの場所」を守る行為に繋がるということに気づいてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)