突然の都知事緊急会見で都内は一時大混乱 「スーパーにもう何もない」
小池都知事の緊急会見との情報を受け、東京都内は一時的にパニック状態に…スーパーではありとあらゆる商品が品薄となる事態に
25日、東京都の小池百合子都知事は、都内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、同日夜に緊急会見を行なった。
「首都封鎖」「ロックアウト」という不穏な情報が錯綜していた中での緊急会見とあって、都内は一時混乱状態となり、スーパーから食品や生活用品が消えるといった事態が発生している。
画像をもっと見る
■不要不急の外出控えるよう要請
同日、小池都知事は都内で男女合わせて41人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表。
「今週に入ってオーバーシュートの懸念がさらに高まっており、今まさに重要な局面」であるとし、平日は可能な限り自宅で仕事、夜間の外出も控え、週末の不要不急な外出を控えるよう要請した。
関連記事:相次ぐトイレットペーパーの買い占め 現地で何が起きているのか
■レトルトカレー、袋麺の売り切れ続出
こうした事態を受け、都内在住の男性記者(20代)が同日22時過ぎに駅前のスーパーを訪れたところ、レトルトカレーやインスタント麺などが品薄状態となっていたという。
デマ騒動からようやく品不足が解消されたトイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーといった生活用品も、再び品薄状態に。
なおレトルトカレー売り場では、「辛口」の商品は比較的残っていた様子。