『すたみな太郎』大量閉店に悲しみの声 「いち早く自粛に協力したのに…」
新型コロナウイルスの感染拡大防止を受け、営業を自粛するなど率先して協力的な姿勢を示していたすたみなたろうが、3月中に大量閉店を発表。悲しみの声が広がっている
新型コロナウイルスの感染拡大により、営業を自粛していた外食チェーン『すたみな太郎』が、同月中に大量閉店することが発表された。
■3月中に12店舗が閉店へ
株式会社江戸一は、すたみな太郎の公式ページにて「3月閉店店舗のお知らせ」と題し、26日の時点で計12店舗を「今回の営業自粛をもちまして、閉店とさせて頂きます」と発表。
同店は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本政府からのビュッフェ形式の食事自粛要請を受け、3月5日から12日まで営業を自粛。その後も、多くの店舗で今月19日まで営業自粛を続けていた(一部店舗では営業再開時期未定)。
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■悲しみの声が広がる
同社からの発表を受けて、ネット上は騒然。
感染拡大防止に努めていたすたみな太郎が、大量閉店という結末を迎えてしまったことに、「残念すぎる」「心のオアシスすたみな太郎、閉店の知らせを聞いてガチに膝から崩れ落ちそうになった」「おのれコロナ許さん 返せ俺らの食のテーマパークを!」といった悲しみの声が続出している。
中には、「何が和牛だ すたみな太郎はいち早く自粛に協力したのに大量閉店に追い込まれたんだぞ」と思わずつぶやいてしまったユーザーも。
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■公式ページには「NEVER GIVE UP!!」
そんなすたみな太郎の公式ページにアクセスしてみると、トップページには、地球を日の丸に見立てたデザインに、大きく「NEVER GIVE UP!!」「あの楽しかったひと時を取り戻そう!」という力強いメッセージが掲げられている。
そして「私たちも負けない! 営業自粛を決めたときに頂いた、たくさんの応援の声を私たちは忘れません。第一歩を踏み出します」とも記されていた。
改めて一人ひとりが感染拡大防止に努め、一刻も早く事態が終息することを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)