『スッキリ』加藤浩次、「不要不急」を捉え違えた買い溜め騒動に苦言
『スッキリ』加藤浩次が再度、新型コロナウイルスをめぐる買い溜め騒動に関する苦言を呈している。
新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、小池百合子都知事は25日夜に緊急会見を実施。週末の不要不急の外出自粛を要請したところ、都内のスーパーでは大勢の人々が食品を求めて行列を作る光景が見られた。
■小池都知事の意図
27日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)ではMCの加藤浩次を中心とし、外出自粛要請の真意とねらいに関する議論が行なわれた。
まず加藤は「不要不急の外出」という文言に注目し、「これは『人混みへの』不要不急の外出ということですから」と解説。専門家とともに、「普段の買い物」や「病院へ薬をもらいに行く」といった行為は抵触しないと補足を入れている。
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■「買い溜め」に走るのは…
「普段の買い物」であるならばセーフという事例を挙げた加藤だが、「みんな買い溜めに走ってしまったところがある…」「それって全く意味がない」と、一連の買い溜め騒動には苦言を呈している。
「不要不急の外出」に「普段の買い物」も含まれていると捉えた人々が、週末前にこぞってスーパーを訪れる現象。逆にこのことが原因で新たなクラスターを生んでしまうのではないかと、加藤は主張した。
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■視聴者から賛同の声
加藤の疑問に対し、視聴者からも「ごもっともだと思います」「本当に今それ買う必要あるの? って思っちゃいます」「いいぞ加藤浩次、もっと言え!」といった声が相次いでいる。
「転ばぬ先の杖」という言葉もあるように用心することは大切だが、過敏に反応して買い溜めを行なえば、感染のリスクは増してしまう。「普段の買い物」を行なうことがどれだけ大切かを国民一人ひとりが正しく理解することが必要だろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)