サンドイッチが三角形な理由をチコちゃんが解説 「シゲルって誰?」と話題に
『チコちゃんに叱られる』でサンドイッチが三角形の理由を解説。茂が偶然思いついた案だった。
27日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「三角形のサンドイッチが多いのはなぜ?」に注目が集まっている。サンドイッチといえば三角形のものが多いがなぜだろうか。チコちゃんがそのルーツに迫った。
■「茂がパンを斜めに切ったから」
チコちゃんの気になる回答は「茂がパンを斜めに切ったから」という。いきなり茂という人名が出てきたが、サンドイッチとどんな関係なのだろう。
サンドイッチは明治時代にイギリスから伝わってきたとされており、長方形が主流だった。パン屋に務めていた大林茂さんが三角形の発祥だという。
昭和25年、新作開発を担当していた茂さん。務めていたパン屋は人気店だったが、サンドイッチだけ売れ残っていた。味は美味しい自信作で売れ残ることを疑問に思っていたようだ。
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■クリスマスケーキがヒントに
サンドイッチが売れ残る原因は「中身がわからない」だったという。それを解決するため、具を縁まで詰めたものを作るが、中身が飛び出して食べづらくなってしまう。
同じく昭和25年のクリスマスにケーキを切った時、間にいちごが入っていなかったことが判明し、ひらめいた茂るさん。四角形のサンドイッチを三角形にすることで、中身が見えるような形を作ることに成功した。
さらに、サンドイッチの包を箱から紙にすることで、中身をわかりやすくなり、サンドイッチは大ヒット商品に。さらに、その後に行われた東京五輪で三角形のサンドイッチが売られ、世界中に広まったと解説しテーマを締めた。
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■茂って誰?
チコちゃんの回答にいきなり出てきた茂という名前に「茂るって誰?」「茂さんって人が三角サンドイッチの発明家なの?」と驚きの声が多くみられた。また、「城島じゃないよね?」「茂と言っても城島ではない」とTOKIO・城島茂の名前が多くあがっていた。
珍回答も多いチコちゃんだが、そんな中でも際立つ回答だった。そんな回答を楽しむのもチコちゃんの醍醐味だろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)