「浮気調査は妻を疑うほうが多い」 現役探偵が語る意外な真実とは

大手探偵会社「ガル・エージェンシー」西神奈川 代表の樋口恵里さんに、探偵の仕事について話を聞いた。


 

■遺産相続に関する人探しも

樋口恵里

弁護士の元に依頼主が持ってきた写真が、証拠として不十分なものだった場合に、きちんと相手と戦える証拠という意味の再調査を依頼されることもある。

「写真証拠はしっかりと押さえないと、『他人のそら似』と言い逃れする人もいますので。『誰がどう見てもあなた』という証拠を用意する必要があります。ガルエージェンシーでは、きちんと機能する証拠をお渡しいたします」


また、浮気調査のほか、遺産相続に関する人探しを弁護士経由で頼まれることもあるそう。例えば、父親が亡くなって、遺産相続の手続きを進めるときに、初婚だと思っていた父親がじつは再婚だったと発覚。そして、前妻との間に子供がいたというケースだ。

「前妻との子供に、遺産分割協議書にサインをしてもらわないと、遺産の分割ができないのですが、その息子さんがどこにいるのかわからない。そうすると、自分たちではどうにもできないと、弁護士の先生に相談に行くわけです。


その際に、弁護士の先生から『人探しは探偵さんに依頼するのが一番』とアドバイスを受け、ガルエージェンシーに来られるというパターンもありますね」


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■探偵としての樋口さんの信条

探偵の仕事は証拠を見つけて終わり、ではなく、樋口さんは「探偵が真実を報告してから、依頼者の方の将来を左右する重要なフェイズになっていく」と話す。

浮気調査であれば、依頼者はそれを機に関係性を再構築していくのか、それとも離婚という道を選ぶのかを決める。行方(ゆくえ)調査であれば、そこから親戚関係が復縁するかもしれない。

「依頼者様の人生の転機に関わらせていただくわけなので、最後まで責任を持って、アドバイスやフォローを差し上げて、納得のできる人生を送っていただけるように日々努めています。


家族がサスティナブルな関係でいられるように、私たちが一助となって幸福度の高い地域づくりを目指して社会に貢献していく。それが私の信条です」

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