小池都知事の緊急会見に「これこそ不要不急」と批判 高須院長もバッサリ
小池百合子知事が緊急記者会見を開くも…
■若者や中高年に呼びかけ
さらに小池知事は「特に若者の皆様方にはカラオケ、ライブハウス、そして中高年の方々につきましてはバーやナイトクラブなど接待を伴います飲食店などに行くことは、当面お控えいただきたい、自粛していただきたいということでございます」と話す。
続けて「平日の夜間の外出、週末の不要不急の外出をお控えいただきますようにお願いしております」「感染症の爆発的な増加いわゆるオーバーシュートを回避して、命を守るため都民の皆様のご協力を改めてお願いを申し上げます」と呼びかける。
そして最後に来年の東京オリンピック・パラリンピックの日程が決定したことを報告。「目標が明確になった」と話した。
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■「不要不急の記者会見」と批判も
「緊急」と銘打った記者会見だったが、蓋を開けてみると現状報告と改めてのお願い。内容に「開く必要があったのか」「これならもっと早い時間でも良かったのでは」との声が。
また、記者を密閉空間に集めていただけに「この記者会見場こそが『3つの密』を満たしている」との指摘が上がり、「不要不急の記者会見は控えるべきだ」という批判も。その勢いは凄まじく「不要不急の記者会見」がTwitterでトレンド入りするほど。
高須クリニック院長の高須克弥氏も自身のTwitterで、「都知事に言われるまでもなく、バーなどへの出入りは不要不急のものだと思います。すでに発表されたことの繰り返しですね」と、バッサリ斬った。
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■会見のあり方を変えるべき?
高須克弥院長を筆頭にその意義を問う声が多かった小池知事の「緊急記者会見」だが、「同じことでも繰り返し伝えることに意味がある」「何もやらずに雲隠れしているどこかの知事よりはマシ」など擁護の声もあり、評価が分かれているようだ。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,653名に「記者会見」について聞いた調査では、「必要性を感じている」人が少ないことがわかっている。
記者が新型コロナウイルスに感染しやすいと言わざるを得ない環境で開いた今回の「緊急記者会見」。その必要性を疑問視する声はかなり多かった。今後、記者を入れずにネットで呼びかける、新しい情報がない場合は実施しないなどの措置を検討するべきかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)