初日からテレワークの新入社員 「初出勤」を終えての本音は…
テレワークを推奨する会社が増えた昨今。しかし新型コロナの影響は衰えることなく、とうとう4月を迎えてしまった。
4月1日の通勤時間帯の電車内は、一種の特別な空間。着慣れぬスーツに袖を通したピカピカの新入社員を見て、思わず肩を叩きたくなった経験がある人も多いことだろう。
■考えただけでも…
しかし4月に入っても新型コロナウイルスが猛威を奮っており、今年は「初日からテレワーク」という新入社員もかなり多いようだ。
社会人経験を長く積んだ先輩社員でも、突然のテレワークに戸惑う人は決して少なくない。ましてや社会人経験ゼロの新卒にとっては、完全に未知の世界だろう。そこで記者(私)は、1日より新入社員となった知り合いに事情を聞いてみた。
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■待ち受けていたのは…
今回話を聞いたのは、SE(システムエンジニア)職に就いた青年。「入社初日からテレワーク」という通達があったのは先月19日のようだ。
新入社員:14日まではテレワークが確定しており、その後は状況を見て「延長か終了か」を決めるようです。通達がある前は新生活に合わせて生活スタイルがガラッと変わることに怯えていたのですが、テレワークのお陰で変化が緩やかなものとなり、その点はホッとしていますね。
タスクは実務に関するものはなく、「新聞の所感レポート作成」「業務知識に関する本を読んでレポート作成」「会社の制度資料を読む」といったものが中心なので、レポート期限に追われてた学生の頃とあまり変わらない印象です。趣味も仕事も家の中で済む生活なのでわりと快適と言って良いかもしれません。
ただ、「これで給料が発生するの…?」という気持ちはありますね。実感が湧かないというか…。ちなみにスーツでなく、パジャマでテレワークしてます(笑)
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■新入社員ならではの…
テレワークの影響もあり、同期とも全く連絡をとっていないようだ。そこで、同年代の知り合いたちの感想を聞いてみると…。
新入社員:大学の同級生や新卒の兄(大学院卒)の反応を見た感じだと、自分と同じ理由でほっとしている人が多い印象です。ただ、今後の予定や課題についての連絡が遅れている会社もあるみたいで、その点で少し不安がある人もいるようです。
快適な部分もあるが、やはり不安要素は少なくないようだ。実務という実感は得づらいかもしれないが、与えられている課題も立派な業務。全国の新入社員たちは腐らず、課題を着実にこなしていってほしい。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)