ガーゼなどがマスクに早変わりする『なんでもマスク』が話題 「社会の助けになる製品作りたい」
SNSで大きな話題を呼んでいる「なんでもマスク」誕生秘話。社長が込めたその想いとは…
新型コロナによる大打撃を、各業界が被っている状況下での政府の「1世帯あたり2枚のマスク配布」。これに対して、著名人を中心に、批判の声が多くあがっている。そんな中、長野に本社を置く企業が、マスク不足に貢献する画期的な商品を開発した。
しらべぇ取材班は、この会社の社長から詳しく話を聞いた。
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■この商品に称賛の声相次ぐ
SNS上で、この商品が紹介されたことに対して、「これいいね!」や「ぜひほしい」「これがあれば政府のマスク配布もいらない」などといった称賛の声が相次いでいる。一時、ツイッターのトレンド入りするなど、大反響を呼んでいる。
この商品が誕生した背景には、どんなことがあったのだろうか。
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■母に特別に作ってもらった思い出
この商品を開発したのは、長野県小諸市に本社を構える、株式会社A.Y.Judie(エイワイジュディ)。土屋社長は、外資系の証券会社出身で、かつて東京のオフィスビルで働いていた。
当時、バシッと決めたビジネススタイルに合わせる、セキュリティーカードケースが、安っぽいビニール製だったことにアンバランスさを感じていた。そんな時、母(現会長)に特別に作ってもらったIDカードケースを使うことで、「今日も頑張ろう!」と思えたという。
そんな体験から、働き方にも自分らしさ、スタイルを求める女性が、「こんなの欲しかった、使っていて気分があがる、便利で手放せない」と思えるようなアイテムを考え、提案している。