エレベーターにコロナ対策 シンガポールが「3ヶ月効く強力な消毒液」を配布

ウイルスや菌まみれのエレベーターのボタン、エスカレーターのハンドレール、ドアノブ、手すり、つり革…。考えるだけで頭が痛い。

2020/04/05 09:20

(SetsukoN/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本時間の4月4日午後3時現在、全世界で110万人以上の感染者と59,197人の死者が確認されている新型コロナウイルス。ついに感染者が100万人を突破してしまった。これ以上の蔓延を食い止めるため、我々民間レベルでもいろいろできるのではないか。

そんな中、シンガポールでは新型コロナ感染予防のための特殊な消毒作業が始まり、世界の関心を集めている。



 

■触れたくないものばかり

感染者が無症状、あるいは軽い風邪のような症状のみで出勤し、通学し、人と集い、街を歩き、飲食し、遊び、そうしたなかでジワジワと感染が拡大していく新型コロナウイルス。

エレベーターのボタン、エスカレーターのハンドレール、ドアノブ、手すり、つり革、紙幣や硬貨のやりとりなど、一歩外に出れば感染する危険のあるものが多数目に飛び込んでくる。


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■エレベーターのボタンは不安

シンガポールでは、国民の8割が公団住宅HDB (Housing Development Board)が手掛ける高層マンションに暮らしているが、そこでは誰もが「エレベーターのボタンに触れるのが不安」と訴えてきた。

これを重く見て行動に出たのは、チャンギ国際空港グループ(Changi Airport Group)だった。

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