御殿場市が自治体で初めてナイトクラブ等に休業補償を実施 担当課に聞いた
新型コロナ感染拡大防止のため、自治体初の取り組みが話題。その中身とは…
■市内200店舗を対象に1店舗100万上限
市は、今月16~30日の15日間、休業を求めている。それに応じると、年間売上高をまず12で割り、その金額を2で割った、つまり半月分の売り上げを補償。市内の200店舗が対象となり、1店舗100万円を上限に補償し、事業費は最大で1億円を見込んでいる。
担当者によると、「市長はこれを第一弾と考えており、対象業種を広げるかどうかは今後検討していくことになる」と語る。
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■市内の大型施設も休業決定
さらに市は、緊急事態宣言の対象地域になった首都圏から人の流入を防ぐ目的で、市内最大規模の施設「御殿場プレミアム・アウトレット」などに、自粛を含めた営業の在り方を検討するよう要望した。
御殿場プレミアム・アウトレット広報担当は、「もともと臨時休業を検討していたが、市の要望も踏まえ、10日から当分の間、休業することを決定した」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)