新型コロナ給付金が出ずイライラ 妻を焼き殺そうとした男が逮捕
給付金をもらえないと知り、妻に怒りをぶちまけた男。殺されそうになった妻は、すべてを警察に告白した。
■ガソリンまみれだった男
ライターを用いて家に火をつけようと何度も試みたマシアス容疑者だが、ガソリンで濡れていたライターは、まるで使い物にならなかった。
「無理だ」と判断したマシアス容疑者は妻を置き去りにし再び家を出たが、ガソリンで汚れた服を着たまま歩く姿は異様だった。たまたま見かけた警官が不審に思い容疑者に声をかけ、住所を確認。すぐに自宅に急行し、容疑者の妻を発見したという。
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■逮捕された容疑者
無事ではあったものの、全身にガソリンを浴びた妻は髪もパジャマもびしょ濡れのまま床に倒れていた。妻を殺そうとしたマシアス容疑者は殺人未遂容疑などで逮捕・起訴されており、これから法の裁きを受ける予定だ。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、多くの州が次々と自宅待機命令を出した。経済的な不安が募るなか家で過ごす時間が増えたため、DVや虐待が深刻な問題になりつつある。
一日も早く普通の生活を取り戻したいと多くの人が願っているが、収束に向かうまでまだ時間がかかりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)